クリスマスにぴったり！ポインセチアの飾り方とお手入れ方法

クリスマスシーズンになると、真っ赤な葉が特徴的なポインセチアが多くの家庭やお店で見られます。

華やかなポインセチアは、室内を温かみのある雰囲気で彩り、クリスマスムードを一気に高めてくれるとしてとても人気があります。

今回は、ポインセチアを使った飾り方のアイデアと、その美しさを長持ちさせるためのお手入れ方法を園芸店スタッフの視点からご紹介します。

ポインセチアの飾り方

ポインセチアは、ただただ置いておくだけでも映える植物です。

「ポインセチアの大きさ」や「家のどこに飾りたいか」によって、少しアレンジするだけで周囲の雰囲気をがらりと変えてしまうほどのインパクトがあり、またそれを手軽に実現できてしまいます。

是非ポインセチアを生活に取り入れてみてください。

ポインセチアのお手入れ方法

クリスマスをイメージさせるポインセチアですが、実はメキシコの山地原産のユーフォルビア・プルケリマを改良して作られた暖かい地方の植物です。

特に園芸品種は寒さに弱く、10℃以上で管理します。

1年で終わりというイメージがあるポインセチアですが、適切にお手入れをしてあげることで何年も楽しむことができ、また庭木程度に大きくすることもできます。

つまり、ポインセチアを長く楽しむためには、適切なお手入れが重要です。

1. 光と温度の管理
   ポインセチアは明るい場所を好みます。特に冬の間は日当たりの良い暖かい場所が適しています。
   寒さに弱い植物ですので、10℃–25℃くらいの室温で管理するようにします。
   玄関などの屋外で楽しみたい場合は、最低気温が10℃を下回るようになったら室内に入れるようにします。
   暖かくなると、室外の方が良い生育をみせます。気温が高くなる夏場は直射日光は避けるようにし、午前中だけ日の当たる半日陰の場所が理想的です。室内では直射日光に気を付けながら窓辺や明るい場所に置くのがよいです。
2. 適切な水やり
   水やりは土の表面が乾いてから行いましょう。過剰な水やりは根腐れの原因となるため、鉢底から水が流れ出たら捨てるようにしてください。冬場は成長が緩やかになるため、水やりの頻度も控えめで問題ありません。土が湿っている時はあげなくても大丈夫です。
3. 剪定と枯れ葉の除去
   枯れた葉や傷んだ部分はこまめに取り除き、見た目を整えましょう。これにより、植物全体の健康が保たれます。
4. 肥料の使用
   ポインセチアが赤く色付いている間は肥料は与えなくても大丈夫です。5月～10月の生育期は液体肥料を1週間に1回程度与えることで、次のシーズンに向けた成長をサポートできます。

まとめ

ポインセチアはその鮮やかな赤がクリスマスの雰囲気を一層盛り上げてくれる素敵な植物です。飾り方に工夫を加え、正しいお手入れを行えば、来シーズンもその美しさを楽しむことができます。

松永花壇でもポインセチアを取り扱っています。
今年のクリスマスは、ポインセチアを取り入れたデコレーションで心温まるひとときを演出してみませんか？

入荷の有無、植物の育て方やコツ、おすすめの肥料など、お気軽に店頭スタッフにお尋ねくださいませ。